福井の冬を彩る味覚、越前かにとは?本場で味わう魅力 | 福井駅 柳庵

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柳庵
2025.09.30

福井の冬を彩る味覚、越前かにとは?本場で味わう魅力 | 福井駅 柳庵

越前かにとは:特徴と歴史を知り、柳庵でカニを堪能

店舗情報|和食海鮮ダイニング柳庵

住所:福井県福井市順化1-13-13
電話:0776-21-8880
営業時間:夜17:00から22:00
休業日:日曜・祝日

越前かにとは:定義と認証

越前かには、福井県沖で水揚げされるズワイガニを指し、黄色い認証タグで水揚された港が明示されます。漁期は11月から翌年3月迄で、資源管理とサイズ基準を満たした個体のみが市場に出ます。

雌は「セイコガニ」と呼ばれ、内子・外子と味噌の一体感が魅力です。雄は身入りと脚肉の張りに優れ、刺し・焼き・茹でなど多様な調理法で旨味を引き出します。

越前がにの認定・黄色タグのイメージ

歴史とブランド価値:福井の海が育む一級品

越前がには、越前港や三国港を中心に、古くから冬の味覚として親しまれてきた地域ブランドです。厳格な選別と産地証明が信頼を支え、福井の食文化を代表する存在として評価されています。

近年は越前がにの知名度も上がり、旬の最盛期には県外・海外からも多くのお客様が越前がにを目的に来県されます。歴史的背景と品質へのこだわりが、安定した旨味と適正な流通に結び付いています。

越前港の景観と漁の拠点

生息域と漁場の特性:旨さの理由

福井県沖の急深な地形と寒流・暖流の影響により、栄養が豊かな生息環境が形成されます。水深は概ね200〜400m帯が中心で、身の締まりと上品な旨味をもつ越前がにを育てます。

港から漁場までの距離が比較的短く、日帰り漁が可能な点も鮮度維持に寄与します。

越前がにの主な生息水深の概念図

漁と品質管理:選別・タグ・鮮度保持

水揚げ直後に重さなどで選別され、足折れ、傷、身詰まりを丁寧に確認します。合格したカニ個体には黄色タグが付けられます。

当店では、水揚げされた港で専任スタッフが目利きして仕入れ、適正な温度管理をした状態で40分程かけて店舗に運びます。そして、すぐにカニ専用の水槽に入れて、ストレスを解消させ、苦みの原因になる泥を口から吐かせます。それにより、旨味が増した越前がにを提供できております。

水揚げ直後の越前がにと選別の様子

柳庵での楽しみ方とご予約案内

柳庵では、来店時間に合わせてカニを茹で上げる提供を基本としております。茹で立てのカニは熱いだけで旨味がしみ込んでいないので、茹でて少し冷ますことで旨味を増すようにして調整しております。焼きがに・かに刺し・セイコガニなど季節の一皿まで幅広くご用意します。個室中心の空間で、接待や観光の会食にも適しています。

ご予約はオンラインが便利です。内容・人数・ご予算に応じて最適なコースをご提案します。

柳庵で提供する越前がにコースの一例